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SKOOTA GAMES IndieGames Notebook Interview
EVENT REPORT

「スト6で20数年ぶりに格ゲーへ戻った私が、MASTER到達と世界大会現地観戦で再び沼に落ちた話」

by SKOOTA 2026.03.30

ーCAPCOM CUP12 & SFL World Championship2025 現地観戦日誌ー

小学生の時にストリートファイター2(通称スト2)に出会い、対戦型格闘ゲーム(通称格ゲー)に頭の上からつま先までドップリハマってしまい、なけなしの小遣いを握りしめゲームセンターに足しげく通った小中学生時代。あの日から20年以上が経過した2026年3月。

著者はあの時以来の熱量で今また格ゲーにハマっている。

そのゲームの名はストリートファイター6(通称スト6)。

過去に実際にプレイしていたのはストリートファイター3まででその後の4と5は1秒たりともプレイしたことがなかった。

が、スト5は世の中でEスポーツが徐々に浸透してきた頃に発売されたゲームであったために2016年ごろから大会の動画とかはたまに見るぐらいにはまた格ゲーに触れ始めていたし、ときど選手が情熱大陸で取り上げられたのもリアルタイムで見たりしていた。

だが、再び格ゲーを自らプレイしようと思うほどの熱量を取り戻すには至らなかった。

そんな自分がなぜ再びレバーのアケコンを購入してまでスト6を始めるに至ったのか。

それはちょうど1年前のCAPCOM CUP11まで遡る。

スト6の新キャラでありボスキャラであるJPを使って正確無比なプレイで理不尽なまでの強さで見事優勝を成し遂げ、優勝賞金100万ドルもの大金を手にした翔選手。

その翔選手のJPに魅了された。心奪われた。

だが、この時の自分はどうせ自分がJPを使ってもこんなにうまく使いこなせる訳がないし、今更また格ゲーを始める勇気も気概もなかった。

だが、このCAPCOM CUP11をきっかけに明らかに以前よりスト6の動画を意図的に見るようになったし、選手の配信動画もよく見るようになった。

中でも、著者と世代が近いウメハラ、ときど、マゴ、ふ~ど、ももち、板橋ザンギエフらのアラフォー選手のYouTubeはとりわけよく見るようになった。

特に、ときど選手のチャンネルは海外遠征時のVlogなど現地の食べ物や観光地紹介をしてくれてゲーム以外の部分でも楽しませてくれた。

そんなときど選手が6月のバトル調整により、それまでメインで使用していたケンの弱体化に伴いJPを使い始めたのだ。

そう、この時も心が動いた。スト6をやり始めるのにいい機会かもしれないと思った。

しかしそれでもまだプレイするには至らなかった。

そしてそこから半年ほど経った12月。

スト6がSteamでなんと50%オフセールを実施。

これはもうやりなさいという神からのお告げだと受け止め遂にスト6を手に入れたのだった。

使用するキャラはもちろんJP。

ここでスト6について知らない人向けに簡単に説明すると、このゲーム最大の功績はコマンド入力しなくても必殺技やコンボが出せるモダンモードを搭載したことだろう。

これにより今までコマンド入力の難しさから格ゲーを敬遠してた人たちもスト6を始めたことによりプレイ人口が大幅に増えた。

そしてその事により常時1分も経たないうちに同じランク帯の人間誰かしらとマッチメイクされるオンライン対戦がこのゲーム最大の魅力となった。

スト6は下記図のように上位帯からMASTER,DIAMOND,PLATINUM,GOLD,SILVER,BRONZE,IRON,ROOKIEと分布されており、一般的にROOKIE~GOLDまでが初心者帯、PLATINUM,DIAMONDが中級者帯、そしてMASTERが上級者帯と言われている。

このMASTERは全プレイヤーの約15%にあたり、まずはMASTERになることを目標としてこのスト6を始めるプレイヤーが多い。

かくゆう著者も20年以上の格ゲーブランクはあったものの、3か月以内でのMASTERへの昇格を目指し12月中旬から睡眠時間を削りながら毎日夜23時頃~25時頃までの2時間をスト6に費やし遂に3月2日にMASTERに到達することが出来たのである。

元格ゲープレイヤーの端くれとしてもちろんコマンド入力が必要なクラシックモードでプレイした。

自ら掲げた3か月内という目標もクリアし、子供の頃に手に覚えさせた格ゲーの筋肉は錆び付きながらも自分でも驚くほどに頑張ってくれた。

しかしこれで終わりではないのだ。

実はスト6はMASTERになってからが本番と言われており、MASTERの中にもランクがあって、HIGH MASTER,GRAND MASTER,ULTIMATE MASTERとなっており、さらにその上に全プレイヤーの0.17%しかなることの出来ないLEGENDというとんでもない猛者が存在する魔境となっている。

この0.17%しかなることの出来ないLEGENDの人たちって一体何者なのか?

そう、それがプロゲーマーなのである。

もちろんプロでなくてもLEGENDになる剛腕アマチュアも存在はしているのだがLEGENDの大半はプロゲーマー。

そして、そのスト6のプロゲーマーの中でも世界のトップ48が集う大会こそ3月11日~15日まで両国国技館で行われたCAPCOM CUP12なのである。

これだけスト6にハマっている著者は、初日と3日目の2日間初めて現地観戦した。

結論から言うとホントに最高の2日間だった。

朝から晩までずっとプロの本気の対戦を両国国技館に設置された巨大モニターで見続けるという行為だけしかしてないのにとんでもなく楽しかった。

途中、オフィシャルグッズの物販に立ち寄ったらたまたまBIG BIRD選手に遭遇し、写真を撮ったり、自分が座ってた席の近くにたまたまNOTPEDRO選手が来てこれまた写真を撮って、そこら中を選手がウロチョロしてるのに遭遇するのも現地ならではで楽しかった。

上:BIG BIRD選手 下:NOTPEDRO選手

【撮影・猫町ぺこー】

そして肝心の試合の結果はプロ1年目のさはら選手が若干21歳でCAPCOM CUP12を優勝し賞金100万ドル(現在のレートで約1億5900万円!!)を手にし、格ゲードリームを叶えた。

チームの世界一を決めるSFL World Championship2025は日本代表のREJECTがアメリカ代表BANDITSとヨーロッパ代表NINJAS IN PYJAMASも倒し見事世界一に輝いた。

現地でREJECTと、ときど選手を応援していた著者は言うまでもなく嬉しかったわけです。

そして来年も現地観戦しようと心に強く誓ったのでした。。

最後に、現地で撮ったREJECT選手たちの素敵な写真で締めたいと思う。

1枚目:入場するREJECTの選手たち

2枚目:試合開始前のREJECTの選手たち

3枚目:試合終了後お互いを称え合うときど選手とBIG BIRD選手

【撮影・猫町ぺこー】

余談ですが、選手たちのプレイに影響され4月25日にオンラインで行われる40代以上のスト6大会に出場することとなりました。

もちろん目指すは優勝のみ。

JPと共に更なる鍛錬に励みます。

「俺より強いやつに会いに行く」


猫町ぺこー

〈ゲームシナリオライター。太ももリズムゲーム「ももっとクラッシュ」ストーリーモード監督&脚本。Monthly KPOP Chit-Chatを連載中(現在は休止中)のSKOOTA KPOP部チーム長でありながら、元格ゲーガチ勢の現スト6ガチ勢。2025年12月からスト6をやり始め、過去培った格ゲーメモリーで2か月半でマスターに到達するも、2026年3月現在MR1400~1500の間を永遠に彷徨い中のJP使い〉